お米の栄養を貯えているのは…
「お米の栄養は胚芽にある」と言われていますし、そう信じている方も多いと思いますが……本当は、胚芽なんか比べ物にならないくらい「栄養素の宝庫」と呼べる部分があるんです。
それは、糠層(ぬかそう)です。
人間に例えるなら、白米(上図の でんぷん層)は「裸」の状態。
この素肌に触れる厚さ数ミクロンの 亜糊粉層(あこふんそう)が「肌着」にあたります。
さらにシャツやセーターやジャケットなど「アウター」を重ね着していく部分が 糠層(亜糊粉層→糊粉層→種皮→管細胞層→横細胞層→中果皮)です。
そして、最後に羽織る「レインコート」が、水を弾いてお米を守るロウ層(表皮)と言えましょう。
この中でも特に重要なのが、酵素 の大半が集中いている亜糊粉層です。
米粒が十分に水を吸うと(2時間以上の浸水を推奨)酵素の働きで白米部分の でんぷん や たんぱく質 がオリゴ糖などの新しい栄養成分(健康糖質)に変化します。しかも、亜糊粉層はたいへん美味しい。
白米には こうした酵素がほとんど含まれていませんから……玄米 でいただいてこそ、お米の生命力・潜在力が花開き、わたしたちの健康に寄与してくれるのです。